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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻6号

1985年06月発行

トピックス

アメーバ性肝膿瘍

著者: 相楽裕子1

所属機関: 1東京都立豊島病院

ページ範囲:P.561 - P.561

文献概要

 アメーバ症は世界各地に広くみられるが,一般的には熱帯・亜熱帯に多い疾患で,我が国ではむしろ輸入感染症の色彩が強い.
 かつて第二次大戦前後は,出征兵士・引揚者が外地で感染,シスト保有者となり,汚染された井戸水などからの水系感染によって患者が発生するパターンをとることが多かった.その後,環境衛生の向上とともに本症は国内からほとんど姿を消した観があったが,70年代後半に至り,日本人の海外進出とともに再び増加の兆がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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