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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻8号

1985年08月発行

トピックス

微量金属と高血圧症

著者: 青木久三1 佐藤孝一1

所属機関: 1名市大第2内科

ページ範囲:P.759 - P.759

文献概要

 生体には多数の金属イオンが存在している1).それらの中で高血圧症に関与している可能性のある主たる金属イオンは,Na,K,Mg2+,およびCa2+である1).生体内では,細胞外液と細胞内液の中に遊離(自由)イオンとして存在している金属と,そのほかに細胞小器官である細胞膜,筋小胞体膜,ミトコンドリア膜,カルモジュリン,収縮蛋白などに結合している金属とがある.
 まず,Na,K,Mg2+,およびCa2+の中での微量金属を決める.その微量金属の生体細胞機能での役割を,高血圧症との因果関係において論じてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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