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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻9号

1985年09月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

血小板粘着能

著者: 稲垣稔1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部小児科学教室

ページ範囲:P.803 - P.807

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 血小板機能を検査することは,現在ではもはや日常の臨床検査の中で一般化されている.しかし,どのような検査法が用いられているかというと,意外とその種類は多くない.血小板数,出血時間,血小板凝集能・放出能,あるいはβ-トロンボグロブリン,PF4(血小板第4因子)などが頭に浮かんでくる.そして血小板粘着能という検査がある.
 ここではこの血小板粘着というものを取り上げ,その現象,意義,さらにその検査法と臨床上の意義を述べていきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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