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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻9号

1985年09月発行

文献概要

技術講座 病理

鍍銀染色法

著者: 金子仁12 清水一2 片山博徳2

所属機関: 1日本医科大学 2日本医科大学老人病研究所

ページ範囲:P.831 - P.835

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 鍍銀染色(好銀線維染色)は,すべての組織の骨格ともいうべき格子線維を染め出す方法である.すべての組織はこの格子線維に支えられて増殖しているといっても過言ではない.鍍銀染色が威力を発揮するのは,癌腫と肉腫の鑑別である.普通染色で診断のつけにくい場合でも,この格子線維の像で区別が可能である.さらに大切なのは,軟部肉腫の鑑別である.この重要性は新しい染色技術が開発された今日でも,決して失われていない.
 以下,その染色法につき述べ,さらに陥りやすい失敗などについても記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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