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基礎実習講座
PAP法の原理
著者: 佐藤秀子1 稲庭義巳2
所属機関: 1日本大学医学部第一病理学教室 2日本大学板橋病院病理科
ページ範囲:P.839 - P.843
文献購入ページに移動ペルオキシダーゼ・抗ペルオキシダーゼ複合体(peroxidase-antiperoxidase complex;PAP)法は免疫組織学的手技の一つで,基本的には酵素抗体法の原理を応用したものである.本稿では,PAP法の原理と染色を実施するに当たり必要な留意点をできるだけ具体的に解説するとともに,近年の免疫組織学的染色の状況なども述べてみたい.
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