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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻9号

1985年09月発行

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トピックス

乳児ビタミンK欠乏性出血症

著者: 田村俊郎1

所属機関: 1丸山記念総合病院産婦人科

ページ範囲:P.860 - P.860

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 乳児ビタミンK欠乏性出血症は1966年,Goldmanらが下痢症や抗生物質投与の乳児にみられるビタミンK欠乏による重篤な出血症として報告し,我が国でも1975年,飯塚らが報告して以来,数多く報告されています.
 本症は生後2〜3週から3か月の乳児に多く,突然,嘔吐,不機嫌などの症状で発症し,痙攣,麻痺などが認められるようになります.出血部位としては頭蓋内出血が最も多く約80%に認められ,その他,皮膚粘膜出血,下血,吐血などの消化管出血もみられます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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