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検査技師のためのME講座 エレクトロニクス入門・6
電圧源と電流源
著者: 田頭功1
所属機関: 1東北工業大学電子工学科
ページ範囲:P.863 - P.866
文献購入ページに移動 回路に電気的エネルギーを供給する源(みなもと)が,電源です.回路で扱う電源には2種類の性質の異なる電源,すなわち電圧源と電流源の二つがあります.
日常的には,乾電池から得られる直流,また家庭用のコンセントなどから得られる交流などを電圧源と考えると思いますが,回路理論のうえではこれらの電源をどのように扱うのでしょうか.また,一般にはなじみの少ない電流源という電源は,どのような性質をもち,どのような所に使われるのでしょう.
ここでは,電圧源と電流源の2種類の電源の性質を定義し,さらに,これらの電源と関連した二つの定理,「テブナンの定理」と「ノートンの定理」の内容について説明します.
日常的には,乾電池から得られる直流,また家庭用のコンセントなどから得られる交流などを電圧源と考えると思いますが,回路理論のうえではこれらの電源をどのように扱うのでしょうか.また,一般にはなじみの少ない電流源という電源は,どのような性質をもち,どのような所に使われるのでしょう.
ここでは,電圧源と電流源の2種類の電源の性質を定義し,さらに,これらの電源と関連した二つの定理,「テブナンの定理」と「ノートンの定理」の内容について説明します.
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