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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻1号

1986年01月発行

文献概要

検査ファイル 用語

クリアランス試験

著者: 木庭敏和1 本村光郎1

所属機関: 1東海大学大磯病院中央臨床検査室

ページ範囲:P.66 - P.67

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 クリアランス(clearance)とは浄化値または清掃値とも訳され,血漿中のある物質が腎を通過するとき,排泄や吸収によって血漿中から1分間にどれだけ取り除かれたかを示すものです.クリアランスの概念は,肝臓におけるBSPの排泄や唾液線の131Iの排泄にも適用されていますが,ここでは通常の腎機能検査としてのクリアランス試験を解説します.
 クリアランス試験の目的1)は,腎血行機能である腎血漿流量(renal plasma flow:RPF)と糸球体機能である糸球体濾過値(glomerular filtration rate;GFR)を知ることです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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