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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻10号

1986年09月発行

文献概要

Letter from Abroad 海外で活躍する日本の検査技師

暑さとコンマンディオカ—パラグアイからの手紙(2)—パラグアイ4

著者: 三澤成毅1

所属機関: 1順天堂大学付属病院中央臨床検査室

ページ範囲:P.1114 - P.1115

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■人なつっこく,親切なパラグアイ人
¡Hola,Buenos dias!¿Cómo está? 朝,出勤すると,きまってこんな声が研究所(LACIMET)*1のあちこちから聞こえてくる.意味は「やあ,おはよう!元気かい?」で,もちろんスペイン語である.これとは別に,¡Hola!¿ Qué tal?と言うこともあり,むしろこの方がよく聞かれるように思う.ほとんど同じ意味であるが,後者の方がぐっと親近感のわく表現である.
 今,私のオフィスのドアが開いてK君が入ってきた.パラグアイ人のK君は私が勤める研究所の職員であり,私たちといっしょに臨床検査を行ういわば検査技師である.実をいうと日本の検査技師とは多少事情が違う.その彼が私の顔を見るなり,¡Hola Misawa!¿Cómo anda?と言う.これもよく使われる.そこで私は,Bien,Graciasと答える.英語で言うと"Fine,Thank you"に当たる.実にいろんな言い方があるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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