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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻10号

1986年09月発行

文献概要

けんさアラカルト

検査技師としての救急知識

著者: 高橋正雄1

所属機関: 1国立武蔵療養所

ページ範囲:P.1125 - P.1126

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負荷心電図の最中に,あるいは検査のための採血中に患者さんが突然倒れたり気分を悪くしてうずくまったり,意識が薄れたり…….こんな場面に遭遇したとき,あなたならどう対応しますか?あなたの検査室の対応は万全ですか?医師や看護婦への連絡網は整っていますか?
 これからの日本の医療は,どこの国の誰もがかつて経験したことのないような高齢化時代を迎え,病院を訪れる患者さんの有病率もその疾病の程度もいっそう複雑で重度も増します.このような場面に出くわす機会や可能性はますます増えてくるのではないでしょうか.こんなとき,検査技師として白衣を着て仕事をしている以上,患者さんやその家族にとって頼もしい存在であることはもとより,応急処置のいくつかは当然できる人たちと見られています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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