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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻11号

1986年10月発行

トピックス

ドライケミストリーによるカリウムの定量

著者: 末廣雅也1

所属機関: 1マイルス・三共(株)学術部

ページ範囲:P.1209 - P.1210

文献概要

 血清のKは主に,中央化された検査室で炎光光度計(1950年代以降)あるいはイオン選択電極のいずれかで測定されている.
 ドライケミストリー法1)はより患者に近いサテライト・ラボでの迅速な検査を指向するものとして1980年代に入って我が国でも注目され,活用されるようになってきている.ドライケミストリー法は,試薬マトリックスを構成する素材の面から多層フィルム法と試験紙法に大別され,それぞれ専用の光電反射計による測定システムが完成し,前者はエクタケム,フジドライケムシステム,後者はセラライザーとして市販されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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