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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻12号

1986年11月発行

文献概要

コーヒーブレイク

慌ただしく過ごした今年の夏

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1245 - P.1245

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 7月24日から3日間,故郷の富浦町は夏祭りである.今年はこの付近に休暇を申込んだ.7月初めの頃,実家に電話をすると,母は腰がすごく痛いと元気がない.日頃,腰痛の持病があったので,二,三日休養すれば治るだろうと思っていた.ところが次の電話では,足のつけ根から膝上の部分がはれてきて,腰と足が痛く,歩くのも大儀だという.病院で診てもらうよう話して電話を切ったものの,神経痛にしては様子がおかしい.友人や知り合いの先生に伺ってみたが,はっきりしない.数日後の電話で,整形外科の病院に行ったら「ウイルスが腰の神経に入ったためで,必ず治るが大部日数がかかる.足のはれもつま先の方まで広がるかも知れない.しばらく毎日注射に来るように」と言われたとのことであった.毎日,血管の中に注射するのは気がすすまないというので,上京して専門の先生に見てもらうことにした.
 その結果,ヘルペスと診断され,入院して治療することになった.母の入院で故郷行きは中止となり,3日間の休暇は図書館通いに費やされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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