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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻12号

1986年11月発行

文献概要

検査ファイル 項目

蛋白分画

著者: 大竹和子1 大竹皓子1

所属機関: 1慶応大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1288 - P.1289

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 血清蛋白分画法には,セルロースアセテート膜(セ・ア膜),寒天ゲル,アガロースなどを支持体とする電気泳動法がある.これらの方法は,いずれも蛋白質の表面荷電状態から電気的に分画するもので,血清蛋白を5〜20種類の成分に分画することができる.日常検査において,セ・ア膜を支持体として使用する方法が最も広く利用されており,この方法による血清蛋白分画検査は,スクリーニングテストの一つとして重要な検査項目となっている.ここでは,セ・ア膜電気泳動による蛋白分画法の実際について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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