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蛋白分画
著者: 大竹和子1 大竹皓子1
所属機関: 1慶応大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1288 - P.1289
文献購入ページに移動 血清蛋白分画法には,セルロースアセテート膜(セ・ア膜),寒天ゲル,アガロースなどを支持体とする電気泳動法がある.これらの方法は,いずれも蛋白質の表面荷電状態から電気的に分画するもので,血清蛋白を5〜20種類の成分に分画することができる.日常検査において,セ・ア膜を支持体として使用する方法が最も広く利用されており,この方法による血清蛋白分画検査は,スクリーニングテストの一つとして重要な検査項目となっている.ここでは,セ・ア膜電気泳動による蛋白分画法の実際について述べる.
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