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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻13号

1986年12月発行

文献概要

けんさアラカルト

ガラス板法抗原滴下スポイト

著者: 梅澤邦男1

所属機関: 1土浦協同病院中央検査科

ページ範囲:P.1364 - P.1364

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 梅毒血清反応,特にガラス板法の実施は簡単であるが,抗原液の作られ方など判定に大きく影響する要素も数多くある.そんな中で,抗原の滴下量(1滴=1/60ml)も大きなポイントの一つである.現在,ディスポの注射器が数多く使われているが,私たちの検査室でも,ガラス板法を実施する時はそのディスポの注射器と注射針(22G)を使用している.しかし,そのディスポの注射器で微量の抗原滴を1滴ずつ滴下することは慣れている人でもむつかしい.使用前に何度かポンピングをし,ピストン部を押すことに最大の注意を払っていても2滴滴下してしまったり,他のホールに飛び入ったりしてしまうことがある.
 そこで私たちが工夫(組合せ)した方法について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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