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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻2号

1986年02月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

尿沈渣標本の作製法

著者: 稲垣勇夫1

所属機関: 1木曽川病院検査科

ページ範囲:P.159 - P.166

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 尿スクリーニング検査として尿沈渣鏡検は頻度も高く,重要な検査である.その尿沈渣のための標本作製操作法は,スクリーニングとはいえ沈渣成分を半定量的にとらえる検査であるため,非常に重要である.
 最近,一般検査においても標準化が話題となっている.尿沈渣鏡検は尿中に浮遊する成分を尿沈渣として検査するのであるから,当然,尿中数と沈渣数に相関関係があり,その相関性がより高くなるよう条件を設定していくことが,標準化のためにも標本作製操作に必要である.ただし,各施設において人員,経費などに制約もあるので,それなりの対応が必要である.合理的条件による標準として推奨したい方法(A),および一般的に多用されている方法(B)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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