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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻4号

1986年04月発行

検査を築いた人びと

石原式視力表・色盲表の考案者 石原 忍

著者: 酒井シヅ1

所属機関: 1順天堂大学医史学

ページ範囲:P.304 - P.304

文献概要

 いまも視力検査や身体検査で必ずお目にかかる石原式視力表と色盲表は,戦前の日本が輸出できた数少ない医書であった.
 これを考案した石原忍(1879〜1963)は東京大学の眼科学教授であったが,この仕事に取り組んだときは陸軍軍医であった.徴兵検査のためにより正確な検査法が必要であったことから,研究が始まったのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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