文献詳細
検査を築いた人びと
文献概要
いまも視力検査や身体検査で必ずお目にかかる石原式視力表と色盲表は,戦前の日本が輸出できた数少ない医書であった.
これを考案した石原忍(1879〜1963)は東京大学の眼科学教授であったが,この仕事に取り組んだときは陸軍軍医であった.徴兵検査のためにより正確な検査法が必要であったことから,研究が始まったのである.
これを考案した石原忍(1879〜1963)は東京大学の眼科学教授であったが,この仕事に取り組んだときは陸軍軍医であった.徴兵検査のためにより正確な検査法が必要であったことから,研究が始まったのである.
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