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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻4号

1986年04月発行

文献概要

検査ファイル 項目

ブロメリン法

著者: 新井陽子1

所属機関: 1自治医科大学病院輸血部

ページ範囲:P.350 - P.351

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 赤血球の凝集反応を増強させるためには,アルブミン法,蛋白分解酵素法,LISS法,間接クームス法などがあり,そのうち蛋白分解酵素法は1947年に報告された1).酵素法は,多数の抗体による赤血球凝集反応を増強することから,輸血検査においては不規則抗体検査や交差適合試験に応用されている.蛋白分解酵素には,パパイン,ブロメリン,トリプシン,フィシンなどがあり,我が国では操作法が容易で短時間で行うことができるブロメリン法が広く用いられている.そこで,ブロメリン法における,試薬の調整法,検査法,非特異的反応について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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