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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻4号

1986年04月発行

文献概要

検査ファイル 項目

粘液染色

著者: 稲庭義己1 小松京子1

所属機関: 1日本大学板橋病院病理部

ページ範囲:P.352 - P.353

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 粘液とは生体内に存在し高い粘性を示す物質をいい,一般的にムコ物質,糖蛋白質,ムチン,ムコ蛋白などもほとんど同様の意味として扱われている.生化学的には多様な物質を含み,上皮細胞,細胞からの分泌物中に分布するグリコプロテイン(いわゆる上皮性粘液)と間葉系(非上皮性)由来の骨,軟骨,結合組織に分布するプロテオグリカン(いわゆる酸性粘液多糖類)に大別される(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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