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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻5号

1986年04月発行

文献概要

形態学的検査と技術 血液と病理 わだい

骨髄巨核球性白血病の診断基準

著者: 亀井喜恵子1

所属機関: 1日大板橋病院臨床検査部

ページ範囲:P.397 - P.397

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 骨髄巨核球性白血病は1931年にVon Borosによって第1報が報告されて以来,多くの症例が報告されてきた。にもかかわらず,一疾患名としての独立には疑問が呈されてきた.その大きな理由としては,骨髄巨核芽球についての有力な同定法が確立されていなかったことといわれる.1972年にBreton-Goriusにより画期的な血小板ペルオキシダーゼ検出方法が考案され,以来,次々と新しい同定法が考案・発表され,それらを利用することにより骨髄巨核球性白血病が独立した疾患としてここ数年来注目されている.
 1985年秋,J. M. Bennettらにより骨髄巨核球性白血病(M7)の診断基準が発表されたので,その概略を簡単に紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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