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文献概要
形態学的検査と技術 血液と病理 血液 [3]特殊血液形態学的検査 [A]特殊染色法
3)PAS染色
著者: 佐藤正枝1 大場操児1
所属機関: 1獨協医科大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.425 - P.427
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PAS(periodic acid Schiff)反応はMcManus(1946年)1),Hotchkiss(1948年)2)により粘液質の組織化学証明法として報告され,1949年にwislocki3)により多糖類の証明法として血液学の分野に導入された.以来,わが国でも種々の検討がなされている.
血球に証明される多糖類のほとんどはグリコゲンで,臨床的には主として急性白血病の病型診断と赤白血病の補助診断として用いられている.
PAS(periodic acid Schiff)反応はMcManus(1946年)1),Hotchkiss(1948年)2)により粘液質の組織化学証明法として報告され,1949年にwislocki3)により多糖類の証明法として血液学の分野に導入された.以来,わが国でも種々の検討がなされている.
血球に証明される多糖類のほとんどはグリコゲンで,臨床的には主として急性白血病の病型診断と赤白血病の補助診断として用いられている.
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