文献詳細
文献概要
形態学的検査と技術 血液と病理 血液 [3]特殊血液形態学的検査
[D]蛍光顕微鏡による血球観察
著者: 中原一彦1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院中央検査部
ページ範囲:P.452 - P.455
文献購入ページに移動はじめに
従来から,白血病,悪性リンパ腫などの血液疾患の診断は主として形態学によるところが大きく,今でも主流を成すのはあくまで形態学的診断である.しかし,形態学のみでは診断に困難を感ずることがたびたびあり,われわれ血液を専門とする者の頭を悩ませるところである.そこで登場したのが特殊染色であり,また,この項で述べる蛍光抗体法である.
近年の免疫学の進歩は目覚ましいものがあり,実際の臨床の場でも,その恩恵をこうむることができるようになった.
従来から,白血病,悪性リンパ腫などの血液疾患の診断は主として形態学によるところが大きく,今でも主流を成すのはあくまで形態学的診断である.しかし,形態学のみでは診断に困難を感ずることがたびたびあり,われわれ血液を専門とする者の頭を悩ませるところである.そこで登場したのが特殊染色であり,また,この項で述べる蛍光抗体法である.
近年の免疫学の進歩は目覚ましいものがあり,実際の臨床の場でも,その恩恵をこうむることができるようになった.
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