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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻5号

1986年04月発行

文献概要

形態学的検査と技術 血液と病理 血液 [3]特殊血液形態学的検査

[D]蛍光顕微鏡による血球観察

著者: 中原一彦1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.452 - P.455

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はじめに
 従来から,白血病,悪性リンパ腫などの血液疾患の診断は主として形態学によるところが大きく,今でも主流を成すのはあくまで形態学的診断である.しかし,形態学のみでは診断に困難を感ずることがたびたびあり,われわれ血液を専門とする者の頭を悩ませるところである.そこで登場したのが特殊染色であり,また,この項で述べる蛍光抗体法である.
 近年の免疫学の進歩は目覚ましいものがあり,実際の臨床の場でも,その恩恵をこうむることができるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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