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文献概要
形態学的検査と技術 血液と病理 病理 [1]免疫染色法
[A]総論
著者: 高橋清之1
所属機関: 1京都大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.518 - P.523
文献購入ページに移動はじめに
近年,形態学の分野において画期的な技術の進展をもたらし,病理検査などの質的変革をもたらしたものとして,電子顕微鏡と免疫染色法の二つが挙げられる.このうち免疫染色法はここ数年間に急速に広まりつつあり,日常の病理検査法の一つとして扱われるようになってきている.このように免疫染色法を広く普及させた要因として次の4点が挙げられる.
(1)免疫染色法は極めて鋭敏で特異性が高いため,特定物質の検出,細胞や組織の同定などに関し信頼性の高い結果が得られる.
近年,形態学の分野において画期的な技術の進展をもたらし,病理検査などの質的変革をもたらしたものとして,電子顕微鏡と免疫染色法の二つが挙げられる.このうち免疫染色法はここ数年間に急速に広まりつつあり,日常の病理検査法の一つとして扱われるようになってきている.このように免疫染色法を広く普及させた要因として次の4点が挙げられる.
(1)免疫染色法は極めて鋭敏で特異性が高いため,特定物質の検出,細胞や組織の同定などに関し信頼性の高い結果が得られる.
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