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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻5号

1986年04月発行

文献概要

形態学的検査と技術 血液と病理 病理 [1]免疫染色法

[B]蛍光抗体法

著者: 吉田治義1

所属機関: 1京都大学医学部第二病理学教室

ページ範囲:P.524 - P.527

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はじめに
 標識抗体を用いて組織,細胞あるいは微生物内に分布する特定の構成成分ないしは病原性物質を抗原として検出することは,抗原抗体反応の特異性ゆえに,免疫学,病理学,内分泌学,細菌学などの広い分野で行われている重要な解析手段の一つである.抗体の標識法としては,蛍光抗体法,酵素抗体法,アイソトープ標識抗体法などがあり,また電顕的観察のためにフェリチン抗体法,プロテインAゴールド法などが開発されている.ここでは免疫組織学の発展の端緒を開き,現在なおその再現性および分析能のために日常広く行われている蛍光抗体法1)について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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