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文献概要
形態学的検査と技術 血液と病理 病理 [6]膵内分泌細胞の検査法
[A]通常特殊染色法
著者: 川島徹1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院検査科
ページ範囲:P.567 - P.571
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膵臓は外分泌腺と内分泌腺を有する小葉構造の臓器で,大部分が外分泌腺で占められているが,一部明るい細胞集団を認める.この細胞集団が内分泌細胞でランゲルハンス(Langerhans)島と呼ばれたり,膵島,膵ラ島といわれたりしている.
膵ラ島の細胞顆粒染色法としては,1915年頃Heidenhainのアザン染色に始まり現在まで数多くの染色法が生み出され,改良が加えられている.現在,膵ラ島細胞は,特殊染色により,A細胞,B細胞,D細胞の3種類に分けられている.
膵臓は外分泌腺と内分泌腺を有する小葉構造の臓器で,大部分が外分泌腺で占められているが,一部明るい細胞集団を認める.この細胞集団が内分泌細胞でランゲルハンス(Langerhans)島と呼ばれたり,膵島,膵ラ島といわれたりしている.
膵ラ島の細胞顆粒染色法としては,1915年頃Heidenhainのアザン染色に始まり現在まで数多くの染色法が生み出され,改良が加えられている.現在,膵ラ島細胞は,特殊染色により,A細胞,B細胞,D細胞の3種類に分けられている.
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