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文献概要
形態学的検査と技術 血液と病理 病理 [6]膵内分泌細胞の検査法
[B]免疫学的染色法
著者: 川島徹1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院検査科
ページ範囲:P.572 - P.576
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膵ラ島細胞顆粒は特殊染色によりA細胞,B細胞,D細胞に分類されたが,近年,内分泌学,免疫学の進歩によりインスリンをはじめとする数種のペプチドホルモンが同定され,生化学検査のみならず免疫組織化学検査に取り入れられ,免疫蛍光抗体法,免疫酵素抗体法などにより組織レベルでの証明が実施されている(「カラーグラフ」写真13を参照).
正常成人膵のホルモン産生細胞については,1977年ローザンヌで開催された消化管ホルモン分泌国際シンポジウムで詳細な分類がなされ,現在以下の5種類が認められている.
膵ラ島細胞顆粒は特殊染色によりA細胞,B細胞,D細胞に分類されたが,近年,内分泌学,免疫学の進歩によりインスリンをはじめとする数種のペプチドホルモンが同定され,生化学検査のみならず免疫組織化学検査に取り入れられ,免疫蛍光抗体法,免疫酵素抗体法などにより組織レベルでの証明が実施されている(「カラーグラフ」写真13を参照).
正常成人膵のホルモン産生細胞については,1977年ローザンヌで開催された消化管ホルモン分泌国際シンポジウムで詳細な分類がなされ,現在以下の5種類が認められている.
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