文献詳細
形態学的検査と技術 血液と病理
病理 【10】神経系の検査法
文献概要
はじめに
神経系の特殊染色に対しては従来,種々の固定法が行われてきた.グリア線維およびアストログリアの染色法であるHolzer法,PTAH(phosphotungstic acidhematoxylin:リンタングステン酸ヘマトキシリン)法も例外ではないが,ここでは一般的なホルマリン固定,パラフィン切片を使用した場合の実際的染色方法について述べる.また,近来盛んになってきたGFAP(glial acidic fibrillary protein:グリア線維性酸性蛋白)免疫染色法についても記載し,従来の染色法と比較検討した.
神経系の特殊染色に対しては従来,種々の固定法が行われてきた.グリア線維およびアストログリアの染色法であるHolzer法,PTAH(phosphotungstic acidhematoxylin:リンタングステン酸ヘマトキシリン)法も例外ではないが,ここでは一般的なホルマリン固定,パラフィン切片を使用した場合の実際的染色方法について述べる.また,近来盛んになってきたGFAP(glial acidic fibrillary protein:グリア線維性酸性蛋白)免疫染色法についても記載し,従来の染色法と比較検討した.
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