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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻6号

1986年05月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

アポ蛋白の基礎

著者: 板倉弘重1

所属機関: 1東京大学第三内科

ページ範囲:P.663 - P.668

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 コレステロールやトリグリセライドなどの血清脂質は,血液中では水に難溶性のため蛋白質と結合してリポ蛋白分子として存在している.このリポ蛋白分子を構成している蛋白質がアポ蛋白である.血清脂質濃度はアポ蛋白によって決まってくるのでアポ蛋白の代謝を知ることは重要であり,先天的なアポ蛋白の異常により種々の脂質代謝異常症が発生するので臨床的にも注目されている.アポ蛋白は脂質の分泌,転送,細胞内への取り込みに関係しているが,その働きはアポ蛋白の種類によって異なっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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