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技術講座 血清
ASPの測定法
著者: 松井正1
所属機関: 1大阪市立大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.683 - P.686
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ASP(anti-streptococcal polysaccharide)は,β溶血を示すA群溶血性レンサ球菌(溶レン菌)の菌体成分C多糖体に対して産生される抗体であり,その抗体価を測定することによって,溶レン菌感染の有無を知ることができる.
溶レン菌感染症には,化膿性炎症性疾患としての扁桃炎・咽頭炎・肺炎・敗血症・腹膜炎・心内膜炎や猩紅熱・丹毒といった菌体外毒素によるもの,これら一次症から1〜4週後に続発的に発症してくるリウマチ熱や急性糸球体腎炎などの二次症が知られている1).
ASP(anti-streptococcal polysaccharide)は,β溶血を示すA群溶血性レンサ球菌(溶レン菌)の菌体成分C多糖体に対して産生される抗体であり,その抗体価を測定することによって,溶レン菌感染の有無を知ることができる.
溶レン菌感染症には,化膿性炎症性疾患としての扁桃炎・咽頭炎・肺炎・敗血症・腹膜炎・心内膜炎や猩紅熱・丹毒といった菌体外毒素によるもの,これら一次症から1〜4週後に続発的に発症してくるリウマチ熱や急性糸球体腎炎などの二次症が知られている1).
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