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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻7号

1986年06月発行

マスターしよう基本操作

マイクロピペットの操作

著者: 山縣文夫1 松村義寛1

所属機関: 1(財)東京顕微鏡院付属臨床検査所

ページ範囲:P.797 - P.801

文献概要

 ガラス製のホールピペットやメスピペットは化学分析のシンボルでもあったが,自動分析の発達や微量化への傾斜により,マイクロピペットがこれにとって代わった.吸上げと排出がバネ仕掛けで行われ,容量が自動的に定まる.チップがプラスチック(主にポリプロピレン)製で撥水性のため,流下時間とか洗い込みに気を付けなくてもよい.したがって,繰り返し精度が向上した.
 使い方と言っても,説明書のどおりに使用すれば希望の結果が得られるので,習練を特に厳しく行うことはないと思われるが,百聞は一見にしかず,絵解きを見ることは理解が速い.以下,ごく日常に行われている操作法を並べてみたが,標準的なやり方というわけではない.それぞれの工夫で目的にかなうように操作するのがよいであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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