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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻7号

1986年06月発行

文献概要

トピックス

肝特異抗原

著者: 長島秀夫1 森近茂1

所属機関: 1岡山大第一内科

ページ範囲:P.802 - P.803

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 慢性肝細胞障害の発現と持続に自己免疫機序が関与すると考えられている.すなわち,肝細胞表面の肝臓に特異的な構造(肝細胞膜特異抗原)を標的とする自己の免疫機構の攻撃が肝細胞壊死を惹起し,持続させるとする考えである.現在までに報告されている主な肝特異抗原を表にまとめた.そのうち,細胞表面に局在し,直接の標的となりうる肝細胞膜特異抗原について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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