icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻7号

1986年06月発行

文献概要

検査技師のためのME講座 計測機器・1

分光光度計,光電光度計

著者: 桑克彦1

所属機関: 1筑波大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.809 - P.812

文献購入ページに移動
 生体試料を用いる定量検査の大部分は吸光光度分析であり,臨床化学検査,血液凝固検査,血清免疫検査に多用されている.日常検査で用いる吸光光度分析は,波長340nm付近から850 nm付近までの範囲内で吸光度を測定するものであり,これに用いる装置が,分光光度計や光電光度計である.臨床化学検査の主力機器である自動化学分析装置も,分光光度計あるいは光電光度計を1個から複数個組み込んで,検出系の要を成している.
 これらの機器を用いて,信頼性の高い分析結果を得るには,機器の機構と原理の理解,正しい扱い方,性能維持のメンテナンスなどが重要となる.ここでは,機器の性能がいつも最大に発揮されるに必要なポイントを中心に解説する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?