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文献詳細

雑誌文献

検査と技術14巻7号

1986年06月発行

文献概要

りんりんダイヤル

CK活性が高値のときのCKアイソザイムの表示方法

著者: 松崎廣子1

所属機関: 1東京警察病院中検第一部

ページ範囲:P.827 - P.827

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問 セルロース・アセテート膜を用いる電気泳動法でCKアイソザイムの分析を行っていますが,CK活性が高値の場合,MM分画が基質不足にならないように塗布量を少なくするとMBやBBが検出できなくなり,見かけ上MM%となってしまいます.適正な表示方法をお教えください.(埼玉M子)
答 種々の酵素のアイソザイム分析に電気泳動法が広く用いられていますが,これは,HunterとMerkertが1957年にデンプンゲルを支持媒質としたZone電気泳動法を応用したザイモグラム法を開発して以来のことです.このザイモグラム法は多数のアイソザイムを同時にスクリーニングするのに有効的です.したがって電気泳動法によるアイソザイム分析は,全体のアイソザイムの量比を判定するのに効果があるわけです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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