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文献概要
検査を築いた人びと
血沈検査法を考案した エドムンド・ビールナキィ
著者: 酒井シヅ1
所属機関: 1順天堂大学医史学
ページ範囲:P.16 - P.16
文献購入ページに移動 病気の経過を知るのに,手軽で,しかも結果が早くわかることから,広く臨床で用いられてきた血沈検査法が,だれによって考案されたかを知る人は少ない.ポーランドのエドムンド・F・ビールナキィ(1866〜1911)がその人である.
彼は1889年にワルシャワ大学を卒業,直ちに母校の病院の助手となり,1897年にウォーラ病院の内科部長に,次いで1902年からレボーフ大学の教授となった経歴の持ち主である.
彼は1889年にワルシャワ大学を卒業,直ちに母校の病院の助手となり,1897年にウォーラ病院の内科部長に,次いで1902年からレボーフ大学の教授となった経歴の持ち主である.
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