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文献概要
検査法の基礎理論 なぜこうなるの?
カルシウム調節ホルモン
著者: 福本誠二1 松本俊夫1 尾形悦郎1
所属機関: 1東京大学医学部第4内科
ページ範囲:P.21 - P.25
文献購入ページに移動病的な蛋白異常や酸・塩基平衡異常などが存在しない限り,血清CaのうちCa2+として存在する部分の割合は一定であるので,血清Ca2+濃度のみならず血清総Ca濃度も,8.5〜10.2mg/dlという比較的狭い範囲内に保たれている.この血清Ca2+濃度の恒常性の維持のうえで必須の役割を演じているのが,副甲状腺ホルモン(PTH),活性型ビタミンD,カルシトニン(CT)といったCa調節ホルモンである2).
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