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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻10号

1987年09月発行

文献概要

技術講座 細菌

細菌検査の自動化2—MS-2システム

著者: 坪倉篤雄1 神辺真之1 板羽秀之2

所属機関: 1広島大学・臨床検査医学 2広島大学医学部付属病院検査部

ページ範囲:P.1101 - P.1106

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 最近,臨床細菌検査方法の自動化が進み,わが国でも諸種の優れた自動細菌検査装置が,細菌検査室のルーチン検査に組み込まれるようになってきた.
 自動細菌検査装置の長所はなんといっても,従来の細菌学的方法に比べて,諸種細菌の同定などが格段に短時間で行える点であろう.このような自動細菌検査装置の普及により,近い将来,いろいろな感染性の診断や治療のための従来の細菌学的検査法の流れが変えられるだけでなく(例えば省力化にむけての流れ),現在問題となっている感染症の"時を得た"(timely)診断や適切な治療も期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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