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技術講座 生理
ホルター心電図—症例とアーチファクト
著者: 中沢潔1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学第2内科
ページ範囲:P.1197 - P.1202
文献購入ページに移動 ホルター心電図とは,携帯用長時間心電図連続記録法で,開発者の名前(Holter,1961)1)を取って付けられた名称である.その特長は,テープレコーダーを利用した小型の記録器を24時間携帯し,日常生活中の心電図を記録することにある.テープに記録された心電図信号は,再生・記録装置により,心電図や種々のフォーマットのデータとして記録される.判定はマイコンによる自動解析と医師の判断による方式が多い.
ここでは,記録・再生時に生じるアーチファクト(artifact)について述べる.アーチファクトとは,人工産物の意味で,目的とする信号以外の,混入する雑音のことで,一般には,いわゆる雑音と波形歪(distortion)の両者を含めて扱う.
ここでは,記録・再生時に生じるアーチファクト(artifact)について述べる.アーチファクトとは,人工産物の意味で,目的とする信号以外の,混入する雑音のことで,一般には,いわゆる雑音と波形歪(distortion)の両者を含めて扱う.
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