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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻2号

1987年02月発行

文献概要

りんりんダイヤル

毒素原性大腸菌の血清学的スクリーニングについて

著者: 本田武司1 辻孝雄1

所属機関: 1阪大微生物病研究所

ページ範囲:P.201 - P.201

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問 毒素原性大腸菌のエンテロトキシン検出のための試験は,広義の病原性大腸菌の中からどのくらいの範囲の菌に的を絞って行うのが最も完全で,かつ最少の仕事量となるものでしょうか.お教えください.(静岡 S生)
答 ご存じのように,腸管感染原因菌となりうる大腸菌は病原大腸菌(広義)と総称され,この中にはご質問にある毒素原性大腸菌(ETEC)のほかに,侵入性大腸菌(EIEC),病原性大腸菌(狭義),腸管出血性大腸菌の4種があります(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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