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Bence Jones蛋白
著者: 下村恵子1
所属機関: 1岩手県立中央病院臨床検査科
ページ範囲:P.250 - P.251
文献購入ページに移動 Bence Jones蛋白(以下,BJPと略す)とは56℃で白濁沈殿し,100℃の加熱で再溶解する特徴的な熱凝固性を示す蛋白で,免疫グロブリンを構成するポリペプチド鎖のうちL鎖が遊離し,血中や尿中に出現したものである.
尿中BJPの出現はかなりの臨床的意義があり,その検出法もいくつか報告され,代表的な方法としてPutnum法(pH 4.9±0.1)が挙げられている.
尿中BJPの出現はかなりの臨床的意義があり,その検出法もいくつか報告され,代表的な方法としてPutnum法(pH 4.9±0.1)が挙げられている.
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