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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻3号

1987年03月発行

検査ファイル 項目

Bence Jones蛋白

著者: 下村恵子1

所属機関: 1岩手県立中央病院臨床検査科

ページ範囲:P.250 - P.251

文献概要

 Bence Jones蛋白(以下,BJPと略す)とは56℃で白濁沈殿し,100℃の加熱で再溶解する特徴的な熱凝固性を示す蛋白で,免疫グロブリンを構成するポリペプチド鎖のうちL鎖が遊離し,血中や尿中に出現したものである.
 尿中BJPの出現はかなりの臨床的意義があり,その検出法もいくつか報告され,代表的な方法としてPutnum法(pH 4.9±0.1)が挙げられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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