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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻4号

1987年04月発行

技術講座 血液

FDPの測定法2—ラテックス凝集の光学的自動測定法

著者: 安室洋子1 大竹順子2 秋山淑子3

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院臨床検査部 2順天堂大学病院中央臨床検査室 3東京大学病院中央検査部

ページ範囲:P.338 - P.344

文献概要

 従来のFDP測定法はもっぱらラテックス凝集をスライド上で肉眼的に判定する方法で,前号でその解説を行った.これは迅速性,簡便性に利点はあるが多数検体を処理するには限界があった.
 近年,近赤外光によりラテックス凝集反応を光学的に測定するRatex Photometric Immunoassay(LPIAシステム)1)が開発され,次いで可視光を用いたLatex Agglutination Photometric Assay(LAシステム)2)が開発された.さらに最近では,生化学的検査用の自動分析機(Cobas bio,Cobas fara)を用いてのラテックス凝集反応の測定も可能となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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