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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻5号

1987年04月発行

文献概要

臨床生理検査と技術 Ⅲ 心機図検査

[2]心機図の波形

著者: 米田元穂1 沢山俊民2

所属機関: 1川崎医科大学附属病院中央検査部 2川崎医科大学循環器内科

ページ範囲:P.457 - P.461

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心尖拍動図(apex cardiogram;ACG)
1.正常波形(図1)
 (1)A波:心音図の心房音(Ⅳ音)と時期を同じくする収縮前期波で,左房が収縮し左室に血液が充満する際に生じる小波である.心電図のP波の始まりから少し(80〜120ms〔ミリ秒〕)遅れて出現し,R波の頂点前後(心室波の始まり)まで続く.
 (2)C点(収縮開始点:contraction point):心室の機械的収縮の開始点で,心電図R波の上行脚付近に一致する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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