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臨床生理検査と技術 Ⅴ 脳波検査
[3]電極配置とモンタージュ
著者: 石山陽事1
所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査部
ページ範囲:P.534 - P.538
文献購入ページに移動わが国でも当初,10/20法,Aird法,Gibbs法や各施設独自の変法を含めて種々の方法が採用されていたが,各施設間で脳波記録の相互比較が難しいこと,外国のデータとの互換性が十分でないことなどから,電極配置およびモンタージュの標準化の作業が1982年に日本脳波・筋電図学会によって開始された.これによってわが国の臨床脳波検査の最低水準の維持に役だつものと期待された.やがて1984年日本脳波・筋電図学会・脳波電極および導出法委員会(大熊輝雄委員長)より10/20電極配置法を基本とする「臨床脳波検査標準モンタージュおよび臨床脳波検査用電極と基準導出法の使用指針」が示され,今日に至っている.
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