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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻6号

1987年05月発行

文献概要

検査ファイル 用語

異型リンパ球

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1昭和大学・藤が丘病院血液内科

ページ範囲:P.752 - P.753

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1.概念
 伝染性単核症(腺熱)(infectious mononucleosis)またはウイルス疾患,そのほか抗原抗体反応の起こっている疾患の末梢血にリンパ球のようでもあり,単球のようでもあり,時に形質細胞様に見える細胞がしばしば出現する.これらを総称して異型リンパ球(atypical lymphocyte),またはバイロサイト(virocyte),またはvariant lymphocyteとも呼ばれる.このなかには正常の大リンパ球,前リンパ球およびリンパ芽球は含まれない.これらの細胞の出現機序はまだ不明な点が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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