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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻7号

1987年06月発行

文献概要

トピックス

レセプター病

著者: 森徹1

所属機関: 1京大分子病診療学

ページ範囲:P.861 - P.862

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 ホルモンなど活性物質は,細胞の特異的なレセプターに結合して,その作用を細胞に伝達する.レセプターに異常があると,物質が血中に存在しても作用が発揮されず病的状態を起こす.このような疾患をレセプター病と呼ぶ.最近の進歩によって,既知のレセプターについては遺伝子工学やモノクローナル抗体の利用によって,次々とその構造や機能の詳細が解明されている.また,レセプターの概念も広く考えられるようになり,新しい疾患や病態が注目されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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