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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻8号

1987年07月発行

文献概要

検査ファイル 試薬

レゾルシン・フクシン

著者: 清野和夫1

所属機関: 1東京医科歯科大学歯学部口腔病理学教室

ページ範囲:P.918 - P.919

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 レゾルシン・フクシンは弾性線維の染色用にWeigertが開発したものである.原法によると染色液のでき,ふできが多く,従来,評価は低いようである.これに対しKrutsayの変法は,レゾルシン・フクシンに過マンガン酸カリ液を加えたことにより,つねに安定した結果が得られること,さらに染色液の作製法が簡単であることの2点により,多くの施設において用いられている模様である.しかし色彩感覚的には若干の不満が残る.筆者らは永年にわたり青木変法(東医歯大)を行い,好結果を得ている.試薬の調製に若干手数を要するのが難点ではあるが,推奨する.
 本欄では,レゾルシン・フクシンの試薬調製に必要な予備知識と調製方法などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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