文献詳細
コーヒーブレイク
文献概要
遊びでも仕事でも勉強でも,そもそもの始まりは"やってみようかな"という好奇心—関心—だと思う.少し手をつけてみて"面白い"とか"自分に向いているようだ"とか何らかの手応えがあると"やる気"が湧いてくる.ここまでは誰でも同じだと思うが,差のつくのはそれから先,すなわち,やる気を保つこと—根気の有無—だと思う.いろいろなことに興味を持つ野次馬精神は必要だが,ひとりよがりの"やる気"だけではホンモノは生まれない.情報過多の時代に自分に適したもの(仕事も趣味も)を見分ける目を持つことは本当に難しいが,根気よく努力することで道が開けてくるような気がしてならない.
一方,周囲の評価(おだてや決めつけも)が当人の興味の対象を大きく変えてしまうことがある.特に子供の頃に"この子は手先が無器用だから"とか"運動神経が鈍いから""親ゆずりの(?)音痴だね"などと決めつけられると,やる気どころか関心さえ持たなくなってしまう.もちろん大人達はそれほど強い気持でいったのではないと思うが,子供にとってはダメージが大きい.私にもこのような経験がある.
一方,周囲の評価(おだてや決めつけも)が当人の興味の対象を大きく変えてしまうことがある.特に子供の頃に"この子は手先が無器用だから"とか"運動神経が鈍いから""親ゆずりの(?)音痴だね"などと決めつけられると,やる気どころか関心さえ持たなくなってしまう.もちろん大人達はそれほど強い気持でいったのではないと思うが,子供にとってはダメージが大きい.私にもこのような経験がある.
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