文献詳細
検査ファイル 項目
文献概要
アミラーゼアイソザイムの分画法は従来,電気泳動法が主流を占めていた.しかし最近,小麦由来インヒビターを用いて自動分析機に適用する迅速分画法も盛んに行われるようになってきた4〜6).また,ごく最近には唾液腺型アミラーゼ(以下,S-Amy)と膵型アミラーゼ(以下,P-Amy)を特異的に分離できるモノクローナル抗体が開発され,アイソザイム分画に応用され始めてきた7,8).これら三法を臨床検査に応用する際の長所と短所を表1にまとめた.
掲載誌情報