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文献詳細

雑誌文献

検査と技術15巻9号

1987年08月発行

検査ファイル 項目

Ziehl-Neelsen染色

著者: 丹波泰子1

所属機関: 1大東医学技術専門学校臨床検査科

ページ範囲:P.1042 - P.1043

文献概要

 抗酸菌には,結核菌やライ菌(Mycobacterium属)などが含まれ,いったん染色されると酸やアルコールで脱色されにくい性質(抗酸性)を有している.この性質を利用した染色が,抗酸菌染色である.
 Ziehl-Neelesen染色は,ドイツの細菌学者Franz Ziehl(1859〜1926)と病理学者Friedrich Karl Adolf Neelsen(1854〜1894)によって考え出され,抗酸菌染色の中の代表的な染色法の一つである.その他の染色法については表のとおりである.ここでは,Ziehl-Neelsen染色について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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