icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻1号

1988年01月発行

文献概要

病気のはなし

子宮頸癌

著者: 手島英雄1 荷見勝彦1

所属機関: 1癌研究会附属病院婦人科

ページ範囲:P.10 - P.15

文献購入ページに移動
サマリー
 子宮頸癌の診断,治療,予後,疫学について,その概略を述べた.集団検診あるいは定期検診の一般への浸透により初期癌の段階で子宮頸癌が発見・治療されるようになり,予後が飛躍的に改善された.特に子宮頸癌の早期発見に貢献したのが,細胞診(細胞診断学)であった.本文では細胞診の発達に関して,その歴史的背景も述べた.今後は,子宮体癌の早期発見に関して焦点が当てられる.また,子宮頸癌の発症とヒトパピローマウイルス感染(HPV)との関係が話題になっており,それについても言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?