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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻1号

1988年01月発行

文献概要

技術講座 生化学

セルロースアセテート膜による血清蛋白電気泳動法—操作法とそれにまつわる二,三の問題点

著者: 芝紀代子1

所属機関: 1東京医科歯科大学検査部

ページ範囲:P.27 - P.32

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サマリー
 セルロースアセテート膜電気泳動法による血清蛋白分画の標準操作法について解説した.操作上特に注意しなければならないところは詳細に記述した.注意点を守って操作すれば鮮明な泳動像が比較的簡単に得られる.セルロースアセテート膜電気泳動法も用手法で行うだけでなく全自動電気泳動装置での測定も盛んになり,そのため精度管理も必要となってくる.血清蛋白用のコントロール血清についても述べた.現在行われている方法で,膜およびポンソー色素にまだ問題が残る.どこに問題点があるかについても,実際のデータを示しながら問題点の解決法を述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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