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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻10号

1988年09月発行

文献概要

検査法の基礎理論

超高感度高速液体クロマトグラフィー

著者: 今井一洋1 宇津園子2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院薬剤部 2東京大学医学部附属病院分院

ページ範囲:P.1139 - P.1144

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サマリー
 超高感度高速液体クロマトグラフィー(HPLC)とは,HPLCの分離部分による高感度化,ならびに検出部分の高感度化により達成されつつある高感度分離分析法を総称していわれているものである.
 本稿では,分離部分の高感度化と検出部分の高感度化のそれぞれについて解説した.前者は,ミクロボアカラムを用いることによる高感度化について,後者は,無蛍光物質の蛍光誘導体化による高感度検出,ならびに過シュウ酸エステル化学発光検出による高感度検出を含めて,蛍光検出法,化学発光検出法,および電気化学的検出法について詳述した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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